Do You Speak American?
Do You Speak American?
- 規 格: DVD(英語音声)全3巻 各巻57分
- 制 作: 米国PBSオンエア 米国FMG国際配給
マクニール/レーラ・プロダクション 2005年共同制作 - 本体価格: 3巻セット 121,000円 分売各巻 41,800円
(価格改定 2022-07-01) - 注文番号: GLB-033
◆ メイン州のロブスター捕獲漁業者の英語は、なぜテキサス州のカウボーイの英語とこれほど異なるのか?
◆ 今日の米国で「標準英語」となるものは何か?
◆ スペイン語は英語を完全に駆逐してしまうのか?
◆ 人種・性別・階級問題と英語との関連は?
この番組3部作では、こうした問いを含めた社会言語学の諸問題に対する答えを探るべく、著名ジャーナリストであり作家でもあるロバート・マクニールが北から南へ、東から西へ米国を旅する。
地域差に富み、世界的にも強い影響力を有し、文化論争に包まれたアメリカ英語の継続的な進化について、マクニールは探究を続ける。
同氏の受賞作品 BBC「The Story of English」 に続く 「Do You Speak American?」 は、どの大学図書館にも有益なスタンダード資料となることでしょう。
第1巻:「Up North」- 北部
ロバート・マクニ一ルが北部各地を旅し、方言の異なる諸地域、規範主義と記述主義の対立、文語への方言の影響、都市の母音推移、アフリカ系アメリカ人英語、少数派の方言とその言語的差別、非標準的言語に対する偏見、そして米中部の方言を「普通のアメリカ英語」とする一般的な認識について直接さぐる。さらに、ヒップホップ的なストリートランゲージ、IMスラング、ピッツバーグの方言、グラとギーチーについても例説する。
また、アメリカ言語学者のベテラン、ビル・ラボブ、「オックスフォード英語大辞典」のアメリカ人編集者ジェシー・シードロアー、そして「ニューヨーク誌」のジョン・サイモンがコメントする。不快な言葉を含む。
第2巻:「Down South」- 南部
南部に向かったロバート・マクニールを追い、オハイオ州、ミシシッピ川、アパラチア地方、ルイジアナ州ケージャン地方、テキサス州とメキシコの国境地方を訪れ、南部の方言と訛り、およびフランス人とスペイン人によるアメリカ英語への影響を考察する。言語学者のウォルト・ウォルフラン、コラムニストのモーリー・アイバンズ、ポップカントリー・シンガーのコーディー・ジェームズ他が、地域による方言の違い、南部海岸地方への内陸地方語の着実な移動、ジョン・F・ケネディー大統領およびリンドン・B・ジョンソン大統領の訛り、そしてスペイン語を公用語とするテキサス州国境都市エルセニゾについて語る。
ユードラ・ウェルティー、アパラチアの作家レイ・ヒックス、1940年頃のWPAの記録も収録。
第3巻:「Out West」- 西部
ロバート・マクニールがカリフォルニアヘ向い、スペイン式英語、チカーノ、エボニクス、サーファー言葉での会話に参加し、その後シアトルで音声認識技術との関連について考察する。言語学者のカーメン・フォート、スタンフォード大学のクリフ・ナス、シナリオライターのエイミー・ヘッカーリングとウィニー・ホリツマンを始めとする人々が、米国におけるスペイン語、若者が特有の言葉を創る理由、差別語を再定義することによる同性愛者の権利拡大、[oo」の音韻推移、さらに、情報技術が人種的/宗教的決まり文句を強化するかあるいは衰弱させるかについて、それぞれの考えを明かす。
また、文化による言語の違いを軽視しない標準英語の教育についても提起する。不快な言葉を含む。
パンフレットはこちらから (PDFファイル 535kb)