- 規 格: DVD(英語音声/英語字幕表示機能版) 全2巻(42分+40分)
英語・日本語対訳「チャプタガイド」 - 制 作: 仏JAVAフィルム社/米PBS
- 本体価格:
2巻セット 66,000円販売終了 - 注文番号: GLJ-006
ヴェトナムからの米軍撤退と戦争終結の1975年4月から、まもなく40年が経つ。
ケネディ大統領就任の1961年に開始された強力枯葉剤散布は10年間に及ぶ。混入不純物ダイオキシンの影響が残るヴェトナム現地での50年後の検証を試みた仏JAVAフィルム社の単発ドキュメンタリ2010年作品と、米PBS NewsHourのヴェトナム戦争終結25年特集 2000年作品のカップリング。戦争国家アメリカの姿とメディア。
1. 枯葉剤がヴェトナムに残したもの ⇒ 販売終了
CHILDREN OF AGENT ORANGE
ヴェトナムでの強力枯葉剤の散布は、1961年から15年間に及び、その量は計り知れない。そして、その散布の影響は、マングローブ林の壊滅だけではなかった。これは、1961年の散布開始から50年後の検証である。
製造元のひとつ米モンサント社は、米国人退役兵士とその家族による1980年代の集団訴訟において和解に応じてはいるが、奇形や身体障害・健康被害との因果関係について、「化学品メーカーに責任はない」という裁判所の判断を楯にしている。そして今世紀になると、米国政府の後押しで「ヴェトナム進出」を計画中だと報じられている。アメリカとヴェトナム、二国間の語られざる50年史。当時の米兵スエル・ジョーンズ氏は、1999年から「ヴェトナム友好村VFV」の運営に協力している。ヴェトナム国防省と合衆国政府 国際開発庁USAIDとの共同計画でダナン地区汚染除去作業が始まる。
2016年に作業完了予定だという。国務長官ヒラリー・クリントン氏(当時)や米アスペン研究所が支持を表明している。
仏JAVAフィルム社国際配給 2010年作品 42分
2. ヴェトナム戦争25年後の検証: 歴史家と報道記者の見方(全1巻)⇒ 販売終了
LEGACY OF WAR: VIETNAM
西暦2000年は南ヴェトナムの「サイゴン陥落」からちょうど25年の節目の年だ。この戦争がアメリカの社会に与えた長く続く影響を歴史学者と報道記者が検証する米PBS NewsHour 2000年4月オンエア作品40分。
第一部: 歴史家の見方(20分)
ヴェトナム戦争がアメリカの文化、政治、国民感情に残した影響を五人の歴史家が討論する。発言は、大統領 歴史家マイケル・ベシュロス(Beschloss)、イェール大学 教授ジョナサン・ハロウェイ、2013年1月死去のスタンレー・カーナウ(Karnow)ほか。2000年4月5日放送。第二部: 報道記者の見方(20分)
1960年代にテレビは戦争の現場にカメラと報道記者を送り込み映像で伝え始めた。報道機関とホワイトハウスのあからさまな反目はジョンソン大統領時代に始まり、ニクソンに引き継がれた。副大統領アグニューはテレビネットワークを激しく非難した。戦争を取材することがジャーナリズムとマスメディアに与えた影響を考える。CBSのモーリー・セイファら4人のベテラン記者と専門家の発言を聴く。2000年4月20日放送。