彼へのこの“罰”で、私は救われるのでしょうか?
BBC 生と死刑のはざまで
LIFE AND DEATH ROW
- 規 格: DVD(英語音声/日本語字幕版)全3巻(各巻50分)
- 制 作: BBC 2014年 / 日本語字幕版制作・発行 丸善出版株式会社 2015年
- 本体価格: 3巻セット 120,000円 分売各巻 40,000円
- 注文番号: MP-1513
米国で死刑に様々な形で直面した人々の心情を繊細に映し出したかつてないドキュメンタリー。
米国では多くの州で死刑を最も重い刑罰としているが、世論は揺れている。このシリーズでは死刑の各案件を密着取材やインタビューで追った。死刑囚の訴え、死刑囚の家族や被害者、その遺族の心情、陪審員への重圧、弁護人・検察官の行動、死刑制度講座(Death Penalty Clinic)の活動、死刑執行時の報道などを緊迫した映像で伝える。
●各巻1~2つのケースを取り上げて密着し、刑罰とは、極刑とは、正義とは何かを視聴者に問う。
●映像中、一部に残酷な映像や写真がありますが、オリジナリティーを尊重し、そのまま収録しております。
日本語字幕版監修のことば: 本庄 武(一橋大学 大学院法学研究科 教授)
日本では死刑に関してヴェールに包まれていることが多すぎる。罪を認め執行を目前に控えた死刑囚の思い、冤罪を争う死刑囚の思い、死刑囚の家族の思い、死刑を願う遺族の思い、その執行後の心境、執行に反対する遺族の思い、死刑裁判に臨む市民(陪審員・裁判員)の揺れ動く思い、死刑囚の生育歴、そして死刑囚の救済に奔走する人びとの動機と具体的な活動。本シリーズが赤裸々に描くこれらの情報に接することは、死刑について態度決定する上で不可欠の前提ではないか。誰もが死刑に関わる可能性のある裁判員時代、一人でも多くの人が本シリーズに触れることを願う。
第1巻 執行
Execution
彼へのこの“罰“で、私は救われるのでしょうか?
テキサス州で最年少の死刑囚2人の執行日が近づいている。誘拐強盗殺人で死刑判決を受けたリチヤード・コッブは、執行前日に今の気持ちを話す。被害者で生存者の女性は、彼からの最後の謝罪を執行当日まで待ち続けている。別の事件で死刑判決を受けたアンソニー・ヘインズは、恩赦仮釈放委員会に減刑を申し立てたが、執行前日になってもその結果の知らせは来ない。被害者の遺族は執行を強く願い、アンソニーの母親は教会で執行停止を祈り続ける。様々な思いを抱える中、執行日の朝を迎える一一一。
主な登場人物
[リチヤード・コッブのケース] 死刑囚、死刑囚の母、被害者、被害者の家族ほか[アンソニー・ヘインズのケース] 死刑囚、死刑囚の父母、被害者、被害者の家族ほか
第2巻 審判
Judgement
陪審員を務めるたった2週間で、生死の判断を下さなければならない。
前代未聞の8人の大量殺人事件の死刑裁判を初日から追う。この事件の第一発見者である被告人は22歳のガイ・ハインズで、被害者達とは親族関係にある。収監から4年後、陪審裁判が始まった。証拠品の回収や現場検証が不十分で動機も不明のまま、情況証拠のみから判決を下さなければならない異例の案件。検察官と弁護人の主張が真っ向から対立する中で判断を迫られた陪審は、この裁判の重圧を後に吐露している。被告人の弟や祖母が無罪を信じ裁判を見守る中、判決が言い渡される。
主な登場人物
[ガイ・ハインズ・ジュニアのケース]死刑囚、死刑囚の祖母・弟、陪審、弁護人、検事、裁判官、病理学者、弁護側法医学コンサルタントほか
第3巻 切迫
Crisis Stage
彼を死刑から救うために、私たちは全力を尽くします。
ヒューストン大学の死刑制度講座(Death Penalty Clinic)では、法科大学院生が、死刑囚を執行から救うべく案件に取り組んでいる。今回講座で検証するのは、射殺犯のギャングであるロバート・ガーザと刑務官殺害犯であるロバート・ブルーイットの案件。執行予定日が迫る中、院生たちは死刑囚の貧困歴、親の薬物依存、育児放棄、虐待などについて親類から詳細を聴取、さらにDNA鑑定を請求するなどあらゆる手を尽くし、裁判所が死刑の執行を停止することを祈りながら待つ。
主な登場人物
死刑制度講座の院生・弁護人[ロバート・リン・ブルーイットのケース] 死刑囚、死刑囚の家族・親類、被害者、被害者の家族親類ほか
[ロバート・ジーン・ガーザのケース] 死刑囚、死刑囚の家族ほか
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【関連商品】
Life And Death Row Series 2
- 規 格: DVD(英語音声/英語・日本語字幕版) 全3巻(各巻50分)
- 制 作: BBC 2016年 / 日本語字幕版制作・発行 丸善出版株式会社 2017年
- 本体価格: 3巻セット 120,000円 分売各巻 40,000円
- 注文番号: MP-1704 ⇒ 詳細はこちらから(別ウィンドウで開きます)
印刷用PDFファイルはこちらから(1270KB/別ウィンドウで開きます)
日本語字幕監修:一橋大学 大学院法学研究科 本庄 武 教授
米国の死刑にかかわる人々の心情を繊細に映し出したBBCドキュメンタリーシリーズの第2弾。
米国では多くの州で死刑を最も重い刑罰としているが、世論は揺れている。
第2シリーズでは、陪審員の葛藤や、早期の死刑執行を望む被告人とその周囲の人々、被告人二人の供述がかみ合わない事件での裁判の攻防などを密着取材し、緊迫した映像で伝える。
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いのちと死を考える タイトル選集
・ いのちと死の授業・ 終わりのない生命(いのち)の物語
・ 終わりのない生命(いのち)の物語2
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・ BBC 終末期に向き合う ~5人のラスト・サマー~ 販売終了 2024年6月
・ BBC 生と死刑のはざまで
・ BBC 生と死刑のはざまで 2
・ BBC 生と死の境
・ 十代の蹉跌「誘惑」に負けないライフスキルを学ぶ
・ 十代の蹉跌「いじめと嫌がらせ」に負けない強さと人格形成
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